フードデリバリーは副業と専業どちらが良い?【結論:基本は副業がおすすめ】
この記事では、フードデリバリーを副業で行うべきか、それとも専業で働くべきかについて、
副業・専業の両方を経験してきた現役配達員である私の視点から解説します。
■ 結論
私は、フードデリバリーは「副業」もしくは「アルバイトの代替」として利用するのが最適だと考えています。
もちろん、「専業では生活できない」という意味ではありません。
実際に私自身も1年以上、専業として活動した経験がありますし、現在も専業で生計を立てている知人は多数います。
ただし、フードデリバリーを人生のメイン設計に組み込むにはリスクが大きいのも事実です。
■ 専業をおすすめしづらい理由
① 雇用ではなく個人事業主のためリスクが大きい
現在、多くのフードデリバリー事業者は配達員を**個人事業主(業務委託)**として扱っています。
そのため、
- 社会保険がない
- 労働基準法の保護がない
- 企業側の都合で突然アカウント停止(BAN)される可能性がある
といったリスクが常につきまといます。
また、病気やケガで働けなくなった場合の収入保証もほぼありません。
さらにフードデリバリー業界は新しいサービスのため、将来の安定性は担保されていない点にも注意が必要です。
日本ではFoodpandaが撤退した例もあり、外資系プラットフォームの動向次第で状況が変わる可能性もあります。

※とはいえ「食事の配達」というニーズ自体はなくならないため、私は業界全体が崩壊する可能性は低いと考えています。
② 稼げる時期と稼げない時期の差が激しい
フードデリバリーの収入は天候・季節・需要による変動が非常に大きい仕事です。
- 雨の日や繁忙期 → 時給3,000円超も十分あり得る
- 晴れが続く時期や閑散期 → 一気に報酬が落ちる
専業の場合、収入の変動がそのまま生活に直結するため、安定性は決して高くありません。
特に繁忙期に病気やケガで休んでしまうと、年間の収入計画は大きく崩れてしまいます。
③ スキルアップに乏しく、キャリア形成につながりにくい
配達業務は
- 運転
- アプリ操作
- 体を動かす
といった非常にシンプルな作業で構成されており、習得も容易です。
副業としてはこれが大きなメリットなのですが、
専業として長年続ける場合、専門的なスキルが身に付きづらく転職の武器になりにくいというデメリットがあります。
■ フードデリバリーが「副業・アルバイト代替」に最適な理由
① 面接なし・業務が非常に簡単
フードデリバリーは、
- 運転スキル
- スマホ操作
- 基本的な体力
があれば、初日から仕事が成立するほどハードルが低い仕事です。
また、主要サービスはすべてオンライン登録のみで完了し、面接も実地研修も不要です。
「スキマ時間で手軽に稼ぎたい」という副業勢にとって、これは大きな魅力です。
② アルバイトより簡単なのに収入が高いことが多い
私の経験上、
地域の最低時給を下回った日がほとんどありません。
連休最終日のピークタイム等は晴れの日でも、時給2,000〜3,000円になる事が普通にあります。
コンビニや飲食店のアルバイトは業務が多岐にわたりますが、時給は1,200〜1,500円ラインが一般的です。
対してフードデリバリーは
- 裁量が大きい
- 業務が簡単
- 日によっては高単価
と、条件面ではアルバイト代替として非常に優秀です。
※ただし「稼げない人(内部リンク)」に当てはまる場合は収入が落ちやすく、
「稼げる人(内部リンク)」に当てはまる人は安定して時給換算が高くなる傾向があります。
③ 人間関係のストレスがほぼゼロ
フードデリバリーには
- 上司
- 同僚
- 取引先
といった“人間関係のしがらみ”がほぼありません。
失敗しても上司に怒られることはありませんし、不要な飲み会に誘われることもありません。
人間関係が苦手な方にとっては、これだけでも大きなメリットです。
とはいえ、SNSコミュニティや地域で自然と仲間ができることもあり、
「孤独すぎる」ということもありません。
ただし、関わるかどうかは完全に自由で、強制力はゼロです。
■ 結論:フードデリバリーは「副業」で最も力を発揮する
ここまでのメリット・デメリットを整理すると、
フードデリバリーは
- 副業にとっての利点(自由・簡単・面接なし)
- 専業にとっての欠点(不安定・無保障・キャリアにつながりにくい)
がちょうど表裏一体になっていることがわかります。
そのため私は、
フードデリバリーは基本的に「副業」もしくは「アルバイト代替」で利用するのがもっとも合理的
という結論に至りました。

