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【完全保存版】配達員のピンチを救う!フードデリバリーよくあるトラブル12選とプロの解決マニュアル

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「配達中にスープがこぼれてバッグの中が悲惨なことに……」
「注文者の部屋番号が書いていないのに、メッセージも電話も繋がらない!」

フードデリバリー配達員として稼働していると、予期せぬトラブルは日常茶飯事です。慣れないうちは頭が真っ白になり、どうしていいか分からずただ時間だけが過ぎていく……なんてこともありますよね。

こんにちは、総配達件数10,000件超えの現役配達パートナー、成田です。

ハッキリ言います。デリバリーのトラブルは「根性」や「その場のノリ」で解決しようとしてはいけません。すべてシステムと規約に則って「機械的に処理する」のが、自分のアカウントと売上を守るプロの鉄則です。

この記事では、私が10,000件の配達で実際に遭遇し、乗り越えてきた「配達中によくあるトラブルと、1秒でも早く解決するためのプロの対処マニュアル(12選)」をまとめました。

稼働中に「ヤバい!」と思ったら、すぐにこのページを開いて、該当する項目をチェックしてください!

※この記事を読むメリット
この記事をブックマークしておくだけで、稼働中にどんなアクシデントが起きても焦る必要がなくなります。自分自身の過失を最小限に抑え、ペナルティを回避しつつ、最速で通常稼働に戻るためのフローが身につきます。

1. 【最頻発】お届け先住所とピンがズレている(ピンズレ)

デリバリーで最も頻発し、配達員の時間を奪う諸悪の根源。それが「ピンズレ」です。

📌 現場で「あれ?」と思ったら!3秒でわかるスピード要点

  • アプリの情報を再確認:メモ欄・メッセージ欄・マンション名を隅々までチェック。
  • 外部マップで検索:Googleマップやゼンリン等の地図アプリに住所を直接コピペして検索。
  • 早めの連絡とタイマー:見付からなければ即、お客様やサポートへ連絡。タイマーを起動し、現地での無駄な待ちぼうけ(時間を溶かす行為)を確実に回避する。

このトラブルに関しては、あまりに情報量が多いため、各社ごとの最新仕様に合わせた「特化型ガイド」を別記事で作成しました。

現場で焦っている方は、こちらの詳細記事をチェックして機械的に処理してください!

2. 【商品トラブル】料理がこぼれた・崩れた(破損・汁漏れ)

配達中に急ブレーキをかけたり、段差の衝撃で「スープが漏れた」「料理がぐちゃぐちゃになった」というトラブルです。配達員自身に過失があるケースも多いため、最も冷や汗をかく瞬間ですが、焦る必要はありません。

汁漏れの程度が「軽微」か「重大」かによって、プロとしての立ち回りを変えるのが鉄則です。「ちょっと崩れただけだからバレないかな…」と隠してお渡しするのは絶対にNG。後からクレームになりバッド評価を食らいます。誠実かつ機械的な処理が基本です!

🍲 汁漏れ・破損時のプロの判断&対処フロー

  • 【軽微な漏れの場合】お詫びのうえ、商品をお渡しする:
    漏れや崩れがほんの少しであれば、お届け先で正直に「申し訳ございません、こちらの不注意で商品が少し漏れてしまいました」とお詫びし、商品をお渡しします。そのうえで「大変お手数ですが、中身に問題があればアプリのサポートから返金(または再配送)の申請を行ってください」とご案内します。
  • 【重大な漏れの場合】お渡しせず、配達前にサポートでキャンセル:
    バッグの中が悲惨な状態など、誰が見ても食べられないレベルの重大な破損の場合、そのままお渡しするとお客様に「ゴミ処理」を押し付けることになり、不快感と大きなクレームに繋がります。
    この場合はお届け先に行く前(またはチャイムを鳴らす前)にサポートへ連絡し、「商品が重大な破損をしたため、これ以上の配達が不可能です」と伝えてキャンセル処理を行ってもらいましょう。料理はサポートの指示に従って処分します。
  • 絶対に「再配達」や「弁償」を個人間で約束しない:
    「今からお店に戻って作り直してもらいます」や「現金で弁償します」と勝手に交渉してはいけません。システム外のやり取りは、必ず別のトラブルを生みます。

⚠️ Uber Eats での注意点:写真撮影は焦らずに

近年、ウーバー(Uber Eats)では商品の破損報告の際、「破損した商品の写真」を撮影してアプリから送信し、配達不可であることをサポート側に証明する工程が必要なケースがほとんどです。
現場で焦っていると手が震えたり操作を間違えそうになりますが、まずは安全な場所に停車して深呼吸。商品の全体像や漏れている箇所がしっかり写るように、落ち着いて撮影を進めてください。

※ほとんどの会社では配達員の故意でない限り、1〜2回の商品破損でペナルティを受けることはありません。補填も基本的にはプラットフォーム側がしてくれますので、焦らず誠実に対応しましょう。

3. 【配達先トラブル】部屋番号がないのに連絡がつかない・インターホンに応答がない(不在案件)

「〇〇マンションまでは着いたけれど、部屋番号の記載がない」
「指定の住所に到着し、インターホンを何度も鳴らしているのに全く応答がない(不在)」
さらにお客様にメッセージを送っても、電話をかけても全く応答がないという最悪のパターンです。

この場合の対応は、各社が用意している「待機用タイマー(12分タイマーなど)」を起動し、時間切れを待つのが公式ルールです。

📞 連絡不通・不在時の各社処理方法

  • Uber Eats:ピン位置付近でメッセージまたは架電でお客様に連絡を入れる事で自動的に「12分タイマー」が起動します。タイマーが0になるまで現地で待機し、それでも応答がなければ廃棄または指示通り処理(※医薬品やマック等の委託案件は店舗への返送が必要。返送報酬は出ます)。
  • 出前館:ピン位置付近に到着後、アプリから電話をかけるとタイマーが自動起動。タイマーカウントダウン終了まで応答がなければ配達終了させてください。
  • RocketNow:お客様へ電話をかけ、繋がらなければ即ドライバーサポートへ連絡。指示された時間現地で待機し、サポートの指示通りに対処(廃棄または返送など)。

※注意:タイマーを待たずに勝手に商品を置いて帰ったり、持ち帰ったりすると「盗難」とみなされて一発で垢バンになる恐れがあります。必ずタイマーまたはサポートの指示をクリアするまで現地を離れないでください。

4. 【定番ミス】置き配の「誤配達」(アパート間違い・階数間違い)

「置き配」が主流になった現在、配達員の不注意によって最も頻発しているのが「お届け先の間違い」です。

「隣のアパートに置いてしまった」「同じフロアの隣の部屋に置いてしまった」「1階違いの同じ部屋番号(302号室なのに202号室)に置いてしまった」というミスは、特に初心者からベテランまで気の緩みから発生しやすい定番トラブルです。

📍 誤配達をゼロにするためのダブルチェック法

  1. アパート名・建物名の看板を目視する:番地だけで判断せず、必ず建物の看板に書いてある「アパート名」がアプリの指定と一致しているか確認する。
  2. インターホン・表札の確認:部屋番号を指差し確認する。可能であれば、表札の名字がアプリに記載されているものと一致しているかチェックする。
  3. 置き配写真に「証拠」を写し込む:完了写真を撮る際、ドアの横にある「部屋番号のプレート」や「特徴的な玄関まわり」が一緒に写るように少し引きで撮る癖をつけると、後から「本当にここに置いた」という証明になりトラブルを防げます。

5. 【端末トラブル】スマホの故障・突然の電池切れ(死活問題)

配達中にスマホの液晶が割れて操作不能になったり、気がついたらバッテリー残量が数パーセントになっていたという深刻な「端末トラブル」です。特に、配達用アプリは常時GPS(位置情報)と通信を稼働させるため、電池消費スピードは日常利用の数倍に跳ね上がります。

「電池が切れたら近くのコンビニでモバイルバッテリーを買えばいいや」と軽く考えてはいけません。万が一、商品を受け取った後にスマホの電源が切れてしまうと、お客様の住所や部屋番号を一切参照できなくなります。配達完了処理もできないため、システム上は「配達員の故意による未配達(または料理の持ち去り)」と判断され、アカウント永久停止(垢バン)になるリスクすらある、極めて危険な状況なんです!

📱 スマホトラブルを未然に防ぐプロの予防策&応急処置

  • 【超必須】信頼できる大容量モバイルバッテリーを必ず持ち歩く:
    「10,000mAh以上」のバッテリー(Ankerなど信頼性の高いメーカー品)と、断線しにくい高耐久充電ケーブルを稼働時は常に身につけておきましょう。100円ショップの安物ケーブルは、配達中のバイクや自転車の振動ですぐに内部断線するためNGです。
  • 【上級者】本気で稼ぐなら「予備のスマホ(サブ機)」を携行する:
    もし可能なら、過去に使っていた古いスマホに、デリバリーアプリや地図アプリをあらかじめインストールし、配達用バッグに「予備機」として格納しておきましょう。スマホの熱暴走によるフリーズや突然の故障時も、SIMカードをサッと差し替えるだけで稼働を即座に続行できます。
  • 万が一、配達途中で電源が落ちてしまったら:
    大至急コンビニ等に駆け込んで簡易式の充電器を購入し、数パーセントでも良いので起動させてください。すぐにアプリからサポートに連絡し「端末トラブルで一時的に通信が切れておりました」と状況を正確に説明すれば、ペナルティを回避できる可能性が高くなります。

※スマホはデリバリー配達員にとって「唯一無二の仕事道具」です。お使いの端末のバッテリー寿命が弱っていると感じたら、事故が起きる前に速やかにバッテリー交換か機種変更を行い、常にベストな状態を保っておくのがプロの基本です。

6. 【車両トラブル】配達中にパンクした・事故に遭った

「走行中に突然タイヤがプシューと音を立ててパンクした」
「原付のエンジンが急にかからなくなった」
こうした車両故障や、万が一の交通事故に遭ってしまった時の対処法です。商品は手元にあり、時間は刻々と過ぎていくため、極めて緊迫した状態になります。

🚨 車料故障・事故時の優先アクション

  1. 【最優先】身の安全と警察への連絡(事故の場合):
    もし事故などで怪我がある場合は、絶対に無理をせず救急車(119番)や警察(110番)への連絡を最優先してください。自分や事故に巻き込まれた相手の体が一番大切です。
  2. 安全な場所へ避難し、サポートに「即」連絡する:
    「配達中に事故(または車両故障)に遭い、物理的にこれ以上の配達が不可能です」とアプリのサポート窓口へ連絡します。
  3. 商品のキャンセル処理と補償の確認:
    サポート側で配達のキャンセル処理(お客様への返金または他配達員への再手配)を行ってくれます。手元に残った料理はサポートの指示に従ってください(多くは廃棄処分となります)。

車両故障によるキャンセルは、事情を正しく話せばペナルティ対象にはなりませんが、何度も繰り返すと「自己都合のキャンセルが多い」とシステムにマークされるため、日頃からタイヤの空気圧や乗り物のメンテナンスは徹底しておきましょう。

7. 【会計トラブル】お釣りが足りない・計算が合わない(現金対応)

現金対応(代引き)の注文を受けた際、「いざお釣りを渡そうとしたら、小銭が足りないことに気づいた」「お客様から受け取ったお札の計算が合わない」という金銭トラブルです。

現金案件をオンにすると鳴り(注文数)が跳ね上がりますが、そのぶんお金のトラブルのリスクも増えます。現地でお釣りが足りないと、お客様を非常に不快にさせ、警察沙汰になるケースもあるので、出発前の準備がすべてです。

🪙 お釣り不足を防ぐ対策と対処法

  • お釣りは多めに、整頓して持つ:コインケース(HOUSMART等)を使って小銭の種類ごとに整理し、最低でも「五千円札1枚、千円札4枚、五百円玉2枚、百円玉10枚、五十円玉4枚、十円玉10枚、五円玉2枚、一円玉10枚」は常備しておきましょう。
  • 現地で足りないことに気づいたら:「申し訳ありません、お釣りを切らしてしまいました。近所のコンビニで両替して参りますので、〇分ほどお待ちいただけますでしょうか」と丁寧にお願いし、最寄りの店舗へ走ります。無断でその場を去るのだけは厳禁です。
  • どうしても解決しない場合:サポートへ連絡し、「釣り銭不足でお客様へのお渡しが完了できません」と指示を仰いでください。最悪の場合、売上から差っ引いてお釣り分を処理するなどの遠隔対応を行ってくれる場合があります。

8. 【入館トラブル】タワマンやオフィスビルで迷った・止められた

「コンシェルジュのいる超高級タワーマンションに来たが、どこから入ればいいか分からない」「防災センターで入館証を書かされ、エレベーターのセキュリティが高すぎてお客様の部屋までたどり着けない」という入館時の迷子トラブルです。

特に大都市圏のタワマンやオフィスビルは、まるで要塞のように複雑です。中でも難易度が高いのが、以下のタワマン特有の「二重セキュリティ」と「配送ルート制限」です。

🏢 現場で焦らないためのタワマン2大ルール

  • 「二重オートロック」が基本:
    エントランスで1回目のチャイムを鳴らして解錠してもらい、中に入った後、エレベーターホールの前で「もう一度」部屋番号を呼び出してエレベーターのロックを解除してもらうパターンが非常に多いです。1回鳴らしたからと油断せず、都度呼び出すのが基本です。
  • 「輸送用(非常用・人荷用)エレベーター」しか使えない場合がある:
    一般の居住者用ロビーやエレベーターは、セキュリティや美観維持のため配達員は使用禁止になっているところが多いです。更に一部のマンションでは裏手の「防災センター」から入出館手続きが必要な場合もあります。

ここでうろうろすると、あっという間に10分以上をロスします。タイムロスを最小限に抑えるための3つの鉄則がこちらです。

🏢 タワマン攻略の3つの鉄則

  1. 「配達メモ」に書かれたルートを厳守する:
    タワマンの常連のお客様は、配達員が迷うことを知っています。「防災センターは地下1階です」「裏口のインターホンから〇〇〇号室を呼び出してください」など、メモ欄に詳細な手順を書いてくれていることが多いため、必ず熟読してください。
  2. 迷ったら1分以内に警備員・コンシェルジュに聞く:
    自力で迷宮を突破しようとするのは時間の無駄です。ロビーにいるコンシェルジュや、警備員室(防災センター)のスタッフに「〇〇〇号室のデリバリーなのですが、どのエレベーターに乗ればよいですか?」と聞くのが一番早いです。
  3. どうしても進めない場合はお客様にSOSを出す:
    「エレベーターのカードキーが反応せず上に行けません」など、システム上の問題で進めない場合は、迷わずアプリからお客様にチャットを送り、インターホンでのロック解除をお願いしましょう。

正直な話、初めて配達するタワマンで多少迷うことは仕方有りません。しかし一度配達すればそのマンションのルールを覚え、次から最短で回ることは容易ですので安心してください。

9. 【アカウント即死】SNSへのスクショ投稿(情報漏洩トラブル)

近年、デリバリー業界で最も急速に増えているのが「SNS(特にX)への不適切な投稿によるアカウント永久停止(一発BAN)」のトラブルです。

よくあるパターンが、お客様の住所やマンション名、本名が記載された「依頼受諾画面」や「配達先画面」をスマホでスクリーンショットし、そのままモザイクなし(あるいは不十分なモザイク)で投稿してしまうケースです。これは明確な個人情報保護法違反であり、運営に見つかれば言い訳無用のペナルティを食らいます。

「個人情報はモザイクで消したから大丈夫!」と思っている人も要注意です。例えば「高額案件(クジラ案件)が取れた!」と嬉しさのあまり投稿した画面の隅に、お客様のピンの位置や本名、あるいは依頼番号が写り込んでおり、そこから個人特定されて問題になったケースが本当に多いんです。

📱 SNSトラブルを防ぐ3つの鉄則

  • 配達アプリのスクショは原則ネットに載せない:どんなに自慢したい売上や珍しいバグ画面であっても、アプリ画面そのものを投稿するのは基本NGとするのが一番安全です。
  • 愚痴やトラブルを書き込む時は個人を特定させない:「今日こんな面倒な注文者がいて〜」といったテキストのみの軽い愚痴であればBANされるリスクは低いですが、それでも配送時間や大まかなエリア、店舗名などから個人特定に繋がる恐れがあります。
  • 投稿前に「一旦推敲」する癖をつける:SNSは一度バズると、自分の意思では制御不能なレベルで一瞬で拡散されます。送信ボタンを押す前に、「これは本当に大丈夫か?」と客観的に見直す目を持ってください。

10. 【一ミリも得しない】お客様や加盟店とのトラブル(喧嘩・ハラスメント)

極稀に、SNSなどで「お客様や加盟店の店員と激しい喧嘩になっている配達員」の動画が拡散されているのを見かけることがあります。

配達員は完全歩合制(成果報酬)で働いているため、「お客様の住所不備」「不在」「加盟店での調理遅延」などで1分待たされるだけでも、時給(売上)に直結してイライラしやすい環境にあるのは事実です。特に調理遅延に関しては日常茶飯事なので、ピリピリしている配達員を私も現場でよく目撃します。

ですが、店員やお客様と現場で喧嘩をしても、あなたには「一ミリの利益もありません」。

🧘‍♂️ 感情に支配されないためのプロのメンタル術

  • 「トラブルはいつか必ず起こる」と割り切る:
    何千件と配達していれば、ピンズレ、不在、調理遅延などのアクシデントは確率的に絶対に避けられません。イライラするのではなく、「あ、いつか起きるトラブルが、たたま今日来ただけだな」と心を鎮め、機械的に対処しましょう。
  • 正しい「手順」を淡々とこなせば15分以内に収まる:
    ピンズレや不在に遭遇しても、この記事やピンズレ特化記事で解説している通りに「12分タイマー」や「サポートへの即連絡」を実行すれば、ロスする時間は最大でも15分以内に収まります。
  • ハラスメントは後から「大人」のやり方で通報する:
    万が一、お客様から理不尽な暴言を吐かれたり、高圧的な態度(カスタマーハラスメント)を取られた場合は、その場で言い返さずにグッと抑え、後から各デリバリーアプリのサポートへ詳細を報告してください。運営側が該当アカウントにペナルティを与えるなど、大人のやり方で対処するのが一番賢いです。
  • 相手が動画を回している時こそ「最大の紳士」であれ:
    絶対にその場で喧嘩したり、自分からスマホで動画を撮り返すなどの泥仕合は避けてください。もし相手がスマホのカメラを向けて挑発してきているなら、なおさら丁寧かつ冷静に対応し、できるだけ早くその場を立ち去りましょう。あなたの非の打ち所のない大人の対応こそが、後からトラブルになった時に「自分に非がないこと」の決定的な証明になります。

11. 【手痛い出費】警察による交通取締・違反切符トラブル

「注文が詰まっていて焦っていた」「あと数分でクエスト(インセンティブ)の期限が切れる!」という精神状態の時ほど、白バイや警察官の姿が見えなくなるものです。

一時停止を無視して突っ切ったり、自転車で歩道を猛スピードで暴走したり、一方通行を逆走したりして、パトカーや白バイに捕变成トラブルです。違反切符を切られれば、その日の売上(一万円近く)が一瞬で吹き飛び、精神的にも大ダメージを食らいます。

⚠️特に、2026年4月からは自転車でも青切符が切られる制度(交通反則通告制度)が全国で始まっており、自転車配達員の方も注意が必要です。これまでは「指導警告(イエローカード)」で済んでいた信号無視、一時不停止、車道の右側通行(逆走)、スマホの「ながら運転」なども、現場で容赦なく摘発され、数千円〜の反則金を課される極めて厳しい時代になりました。

はっきり言います。どんなに焦って危険な運転(信号無視や逆走など)を繰り返しても、1件あたりに短縮できる時間はせいぜい2~3分程度です。それで青切符を切られたり、最悪の場合事故を起こして怪我をしたら、数週間から数ヶ月の間、一円も稼げなくなります。「交通ルールを守る安全運転こそが、結果的に一番早く届いて一番稼げる」という大前提を絶対に忘れないでください!

12. 【規約・法律違反】お客様からの直接の「おつかい依頼」

配達業務をこなしていると、極稀にお客様から「ついでに近くのコンビニでタバコ(またはお酒)買ってきて。商品代+お礼は現金でその場で払うから!」といった直接の依頼(おつかい案件)を持ちかけられることがあります。

「それくらいなら親切心でやってあげようかな…」と思ってしまうかもしれませんが、これは絶対に受けてはいけません。心を鬼にして、きっぱりとお断りしてください。

⚠️ 直接おつかい依頼が「一発BAN&法律違反」になる理由

  • ほぼすべてのプラットフォームで規約違反(直接取引の禁止):
    デリバリー各社では、アプリのシステムを介さずに配達員とお客様が直接サービス提供(おつかいや金銭の直接授受)を行うことを固く禁じています。これが運営に発覚した場合、言い訳無用で即座にアカウント永久停止(一発BAN)になるリスクが極めて高いです。
  • 未成年の「年齢確認」に絡む法律リスク:
    おつかいの定番である「タバコ」や「お酒」は、販売時に法的な年齢確認が必要です。万が一、直接買い出しを頼んできた相手が未成年だった場合、あなたが買い出しを代行したことで「未成年者へのタバコ・お酒の提供(幇助)」として警察沙汰や法律違反に問われる恐れがあります。
  • トラブル時の補償が一切ない:
    万が一「現地でお金を払ってもらえなかった」「おつりの額で揉めた」などのトラブルが起きても、アプリ外の直接取引であるため、プラットフォーム側は一切助けてくれません。すべて自己責任になります。

🚨 相手が高圧的・逆上してきた場合の究極の自己防衛術

もしメッセージや電話でおつかいを断った際,お客様からあからさまに高圧的な態度を取られたり、暴言を吐かれるなど「現地に行くと激しいトラブルや暴力沙汰になりかねない」と感じた場合は、絶対にそのまま配達先へ向かってはいけません。
すぐに安全な場所に停車し、サポートセンターへ「お客様からの直接のおつかい依頼をお断りしたところ、非常に高圧的な態度になられました。お届け先へ向かうとトラブルや身の危険が生じるおそれがあるため、配達が困難です」と冷静に連絡してください。
運営側も配達員の安全を最優先するため、チャットや通話の履歴を確認した上で、配達自体をキャンセル(受け持ち解除)処理し、お客様との接触を未然に防いでくれます。「無理に向かわず、システムで防衛する」のがプロの鉄則です。

「他の配達員はやってくれたよ?」と言われても、絶対に流されてはいけません。「大変申し訳ございません。当アプリの規約により、システム外での物品の購入代行や金銭のやり取りは厳しく禁止されており、違反すると稼働できなくなってしまいますので、お受けすることができません」と、毅然とした態度でマニュアル通りに断りましょう!

まとめ:焦らず「仕組み」で冷静に処理しよう

デリバリーの現場でトラブルに遭遇した時、最もやってはいけないのは「どうしよう……」とパニックになり、自分の判断だけで勝手な処理をしてしまうことです。

どんなにベテランの配達員であっても、トラブルは必ず起きます。大切なのは、起きた後の処理の早さです。

  1. まずは安全を確保し、気持ちを落ち着かせる
  2. アプリの住所、注文メモ、各社の規約ルールを再確認する
  3. 必要に応じて、お客様へ丁寧かつ正直な連絡を入れる
  4. 解決しない場合は、すみやかに各社のサポートセンターへ連絡し、指示通りに動く
  5. SNSへの不適切投稿や、現場での喧嘩などの感情的な行動は一ミリも得しないことを肝に銘じる
  6. 「身体が一番の資本」であることを忘れず、無理な自力捜索や危険な運転はしない

トラブルやアクシデントをスマートに解決できるようになれば、あなたはもう立派なプロ配達員です。ルールとサポートを味方につけて、今日も安全に、効率よく稼ぎましょう!

▼ピンポイントなトラブル対処法&トラブルを未然に防ぐ配達装備はこちら

⚠️ 本記事に関する注意事項(免責事項)
本記事に掲載している対処法は、筆者(成田)の実体験および各デリバリーサービス各社の公式規約に則った処理手順ですが、規約やシステム仕様、アプリのアップデート等によって細かな運用ルールは常に変更・改定される可能性があります。現場での対応時に少しでも判断に迷った場合は、自己判断を避け、必ずアプリ内サポート、またはサポート窓口へ状況を説明し、指示を仰ぐようにしてください。本記事の情報を元に行われた配達員の行為について、筆者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

この記事を書いた人
成田

フードデリバリー歴3年、総配達数10,000件超の現役配達員。

Uber Eats・出前館・Wolt・Menu・ロケットナウの全5社で稼働経験あり。「現場のリアルな経験」に基づいた、効率よく稼ぐためのノウハウや、失敗しないための安全対策を発信中です。

目標は「初心者配達員が最短で稼げるようになること」。趣味は効率的なルート開拓です。

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